メールマガジンの楽しみ方 価格:¥ 735 納期:通常24時間以内に発送 人気ランキング : 185,921位 定価 : ¥ 735 販売元 : 岩波書店 発売日 : 2002-10
メールマガジンを通しての交流で、戦争や平和、病気、生きがいなどのテーマについて、こんな意見交換ができて、良かった、という話題がほとんどです。シニアでもできる、楽しみの一つとして、その楽しさ、やりがいは、十分伝わる本です。メールマガジン発行のknow-Howについては、数ページでメールを書く際のポイントがある程度です。メールマガジンを出す、あるいはメールマガジンを仕事や趣味に役立てるという面では、あんまり参考にならないと思います。
高度情報化社会では、「生涯現役」が難しい。そう思っています。一つの仕事では定年年齢までも勤め難いからです。しかし、この本で、道具を変えてその使い方をそこそこに覚えると「生涯現役」が可能だと教えられました。情報化社会は自己表現社会です。原田さんはそれを実践している。メルマガを発行後、多発性骨髄腫でがん告知を受け、半年ほど悩んだ末に自身のメルマガにがんを病んでいることを記事にしてさらに多くの購読者を獲得し、療養に役立つ情報を得、励ましを受けているという。私は、自分がメルマガの発行者になるつもりはいまのところありません。発行し始めると相当のエネルギーと時間が必要になるだろうと思われるからです。しかし、購読者としてメルマガに参加はできます。この本は、メルマガを発行する方に参考になるだけでなく、メルマガにメールを送ることで参加する人たちにも大いに役立ちます。シニアと若者が交流するには、原田さんがいうように、確かにメルマガがいいでしょう。この本の中に記されている実例がその証拠を示しています。どうぞ原田さん、自愛なされながら、「継続は力なり」を証明して下さい。あっぱれ、原田さん。祈り@森より。