裏のハローワーク 価格:¥ 1,260 納期:通常24時間以内に発送 人気ランキング : 36,631位 定価 : ¥ 1,260 販売元 : 彩図社 発売日 : 2004-05
臨場感あふれる読みやすい文体で、、相手の了解を得て出来るだけそのままを伝えようとしてる感じで、とてもいい本でした。なんでも鵜呑みにせずに一度は考えてみる必要性を感じました。きっとまだまだ知らない職業があるんだろうな、続☆裏のハローワークがでたら即買います。
駅地下の書店で手にとったこの本、立ち読みでは勿体無さ過ぎて買ってしまった。養豚に関わったことがあったので、関連ビジネスは知っていたが、ほどほどにぼやかしてまとめてあるので、物足りないと思うかも。 他の裏(?)の仕事をしている人にインタビューして、知っているようで知らない世界を解説してくれている。スーツを着て仕事をしている人たちに読んでほしい。本屋さんで見かけたらお勧め。
著者は、昔あらゆるドラッグを経験したことがあるそうです。今回の本は、そのツテと、あとは勇気ある飛び込みで、いろんなご職業の方とコンタクトを取ることに成功しています。裏家業20連発ということで、マグロ漁船乗組員、とさつ業者、偽造カードクリエイター、詐欺師、薬の治験バイト、原発作業員〜などなど紹介しています。この本で面白いのは、たくさんの裏用語といろんな解説です。知らない裏言葉が多くてためになりました。だまされない人間になるためには、裏社会をホンの少しのぞいてみるのもいいのではないでしょうか?いろんな職業、一見うまみがありそうですが、うまみあるところには、人が大勢殺到しているため、競争が激しいし、みんな大変だということがよく分りました。
「マグロ漁船」とか「治験バイト」とか、話には聞いたことあるけど、どうなってるんだろう。という、「アンダーグラウンドな世界にウブな人」にお薦めです。(アングラに染まりきった人には物足りないでしょう)かくゆう私は「興味はあるけど、そういう世界とは関わりたくない」人なので、本書で想像を膨らませることができ満足しています(笑)軽く読めますが、読んで後悔はないと思います。
小説や漫画などでちらっと出てくる名前だけはなじみのあるような裏社会の仕事が関係者へのインタビューをもとに紹介されている。身近には潜んでいるんだろうけど、あまりかかわりのない社会をのぞくというのは、小中学生のころの社会見学のようでとてもわくわくする。しかも、踏み込みすぎず、ただの興味本位程度という距離感ちょうど良い。かっこよく描いて煽るわけでもなく、こういうことはしてはいけないと説教くさくなるわけでもない。そのようなバランスのよさと、これを読んで裏社会に入るか否かは読者の判断にまかせるという姿勢は好感がもてる。すべてを鵜呑みにすることはどうかと思うが、エンターテイメントとして楽しむにはよいのではないだろうか。